外科・内科・胃腸内科・皮膚科・リハビリテーション科・医療美顔・医療脱毛・各種検査

医療法人大岩クリニック

電話番号0532-45-1013 メールでお問い合せ
大岩クリニックQRコード

医療用レーザーについて

医療美顔・医療脱毛専用予約電話番号

医療用レーザーについて

お問い合せ

医療用レーザーについて、詳しい説明をしています。

医療用レーザーでできること

医療用レーザーとは

 当院、大岩クリニックが治療に使用するレーザーは、ロングパルスアレキサンドライトレーザー(米国キャンデラ社製GentleLASE)という、主に脱毛や表在性のシミなど治療する目的で開発された医療用レーザーです。  皮膚にレーザーが当たっている時間は1000分の3秒と短く、また、ダイナミッククーリングデバイスという表皮を守るための冷却ガスが照射直前に噴射されるため、表皮を痛めることなくレーザーがターゲットのメラニンに吸収され、ダメージが少なく大変安全です。このレーザーは、表皮を守りながらメラニン色素に吸収されやすいという特性を生かし、皮膚の異常メラニン、または毛のメラニンだけに反応し、脱毛やシミの色を徐々に薄くしていくことができます。
 このレーザー治療は、シミに対してはメラニンの濃さや深さなどによって反応が違ってきますので、全ての症例が1回の治療で完治するわけではありません。3回程度の治療を目安に徐々に薄くしていきます。一方、脱毛では毛が生え変わる毛周期ごとに1ヶ月から2ヶ月ごとの治療をくり返し、脱毛していきます。平均で5回〜7回。若い方や部位によっては8回以上かかることもあります。また、レーザー治療では患者さまご本人による照射前・後の肌のケアが大変重要になります。
 このレーザー治療の効果をより良くするために、下記の注意点や予想される効果・副作用についてよくお読みになっていただき、治療を受けられるかどうかご自身でご判断ください。

医療用レーザー・GentleLACE
米国キャンデラ社製
冷却装置付アレキサンドライトレーザー

医療用レーザーでできること終了

このページのトップへ

医療用レーザー照射前の注意

医療用レーザー照射前の注意

1.  照射前の日焼けは厳禁です。日焼けした肌では副作用が強く出る可能性があります。日常から日焼止めなど使用して日焼けを防いでください。
 (足や手などを治療する場合も同様です、長袖・ズボンなどで遮光してください)
2.  顔にレーザーを照射する場合、メイクが残っているとレーザー光を過剰に吸収してしまう可能性がありますので照射前は必ずメイクをきれいに落としてください。乳液・化粧水・日焼け止めだけの場合でもすべてを洗い流すか、ふき取ってください。
 手足に日焼け止めを塗っている場合も治療前にふき取ってください。
3.  レーザーを照射するときは軽く輪ゴムで弾かれるような感じです。
 脱毛の場合、毛が太く密集している部位は反応するメラニン量が多いため少し痛みを感じる場合もあります。範囲が小さければ充分我慢ができますが、どうしても痛みを我慢できない方はお申し出下さい。
4.  脱毛をご希望の場合、毛抜きなどの自己処理を止め、少なくとも3週間は毛を生やした状態でいらしてください。レーザーが毛を伝って脱毛のキーとなる組織にダメージを与えるため、毛が無い状態では効果は望めません。

医療用レーザー照射前の注意終了

このページのトップへ

医療用レーザー照射中の注意

医療用レーザー照射中の注意

1.  治療部位に1秒ごとにレーザーを照射していきます。軽く輪ゴムで弾かれる感じです。慣れるまでは、ゆっくり当てていきますので、照射中は絶対に動かないでください。
2.  照射した部位は赤みを帯び、熱感が出てくると思いますが予想される経過ですのでご安心ください。特に痛みを感じる、ヒリヒリするなど違和感がある場合はお申し出ください。
3.  脱毛の場合は、治療開始から終了までの間、毛抜きを止めてください。(毛を剃ることは行って構いません。)
4.  治療中は目を守るメガネまたはゴーグルをおかけします。レーザー照射中は絶対に外さないように、また直接レーザーを見ないようにしてください。
5.  光に敏感な方は、照射部位全体に赤い発疹が出る場合があります。これは光を一時的にたくさん当てたことにより、過剰に反応したために起こる一過性の現象ですので心配いりませんが、痒みが強い場合などはお薬を処方いたします。

医療用レーザー照射中の注意終了

このページのトップへ

医療用レーザー照射後の経過と注意・予想される一時的な副作用

医療用レーザー照射後の経過と注意・予想される一時的な副作用

顔全体の施術の場合
1.  治療が終わりましたら数分患部を冷却します。
2.  赤みがひいたら通常のメイクをされて結構ですが、肌がデリケートな状態ですのでゴシゴシこすったりしないようにしてください。また日焼け止めを必ずご使用ください。
3.  治療5~7日後にぶつぶつが出てくることがあります。吹き出物が出たような、またはぶつぶつで肌荒れしたような状態です。
 せっかく綺麗になるために治療をしたのにと驚かれるかもしれませんが、これも治療過程のひとつです。元々皮下に存在し、新陳代謝により出るべき皮脂(コメド)などがレーザー照射によりターンオーバーが早まり一斉に出てきているもので長くて2週間ほどで治まります。
シミ部分照射の場合
1.  治療が終わりましたら数分患部を冷却します。その後軟膏を塗って、場合によっては、テープやガーゼなどを貼る場合もあります。その場合、テープは無理に剥がしたりしないようにしてください。
2.  照射部位は皮膚表面が炎症をおこしている状態で、照射部位は赤黒い色になりますが心配はいりません。
3.  照射部位・状態によっては入浴や洗顔を控える必要があるかもしれません。当日医師の指導を受けてください。基本的に照射部位を強くこすったりすることはせず、石鹸をよく泡立ててそっと洗ってください。
4.  1週間くらいで照射部位にケガをした時のような黒いカサブタができます。決して無理にはがさないでください。
5.  10日から2週間くらいでカサブタが自然にはがれます。
 シミ治療の場合、その下には薄いピンク色の綺麗な皮膚が見えてきます。この状態が一番紫外線を吸収しやすい状態でもっとも注意が必要な時期です。日焼けをしてしまうと元に戻ってしまう可能性があります。これはレーザーの反応による影響で治療前よりも一時的に色が濃くなって見える現象(炎症後の色素沈着)で、日本人のような黄色人種に対しみられます。しかし、一過性のもので、何もしなくても数ヶ月から半年で消えますので心配ありません。担当医師の指示に従い、直接紫外線を浴びないようテープを貼ってその上から日焼け止めを塗るなど、日焼け予防に専念してください。
 また、色素沈着を予防する塗り薬やなるべく早く改善するための塗り薬を併用することもお勧めしています。
6.  治療後、数日から1週間程度は照射部位が腫れて見えますが心配いりません。
 レーザーが強く反応した場合、稀ですが一部水ぶくれになることがあります。また、周りの皮膚よりも色が白くなって見える状態が続くことがあります(色素脱失)が、時間とともに目立たなくなっていきます。
脱毛の場合
1.  治療が終わりましたら数分患部を冷却します。
2.  毛穴状に赤い斑点や毛穴が膨らんで見えることがありますが、毛のメラニンがレーザーを吸収し反応している証拠です。場合によっては数日続くこともございます。治療過程の一過性の症状ですので心配がいりませんが、1週間以上長引いたり、痒みがでる場合は塗り薬・飲み薬の処方もございますのでご相談ください。痒くて掻き毟ったりすると、その箇所が色素沈着になる可能性がありますので気をつけてください。
3.  毛穴が毛膿炎を発症する場合があります。レーザーにより脱毛治療を施した毛は通常数日かけて抜け落ちるのですが、うまく表皮から抜け出せず埋没したままとなり、それが異物として炎症をおこした状態です。特に自己処理(毛抜き・毛剃り・ワックスなど)を長年に渡りされていた方に多くみられます。自己処理の刺激のため表皮が硬くなり、毛が自力で抜けなくなったりするためです。問題はありませんが2項と同様痒みが強い場合は一度ご相談ください。
4.  皮膚の色、その日の体調などにより照射した部位に赤みや色素沈着、逆に白く抜ける色素脱失が起きる可能性があります。これも一過性のもので長くて半年程度で戻ります。
5.  一度に毛根を処理するため、まれに肌が乾燥する場合があります。乾燥がひどい時はお手持ちのものでかまいませんので保湿を心がけてください。この場合お使いなる化粧品に香料などの刺激物が多く入っていないかをお確かめください。または当院にご相談ください。
6.  極くまれに毛の硬毛化が起こる可能性があります。これは毛の本数は減少するものの、毛が濃くなる・硬くなる・太くなる・長くなるといった現象です。世界的にどの器械でも起こりうる可能性として言われていますが原因ははっきりしていません。主に顔面周囲・頸部から上腕・背中などの軟毛を処理しようとした場合に見られます。太くなり色が濃い毛ほどレーザー脱毛の効果は上がりますので根気よく回数を重ねることで解決できますが、通常よりも回数が多くなる可能性があります。

医療用レーザー照射後の経過と注意・予想される一時的な副作用終了

このページのトップへ

医療用レーザーで期待される効果など

医療用レーザーで期待される効果など

1.  皮膚表面のいわゆるシミやソバカスであれば、色はかなり薄くなり目立たなくなります。ただ、シミのタイプや個人差によって効果に差も大きく、1回で劇的に効く方とそうでない方もおられます。2~3回の治療を目安にしてください。また、シミのように見える肝斑やイボが混在する場合、さらには皮膚の深い部分にあるメラニン治療は違う治療方法が必要となることがあります。
2.  顔全体照射した場合、うぶ毛もなくなり肌質の改善が期待できます。わかりやすく言うと、化粧のりが良くなる、くすみがとれる、毛穴が引き締まる、肌にはりが出るなどです。1ヶ月~2ヶ月繰り返し治療を続けることでアンチエイジング(若返り)効果がでます。
3.  脱毛については「永久減毛」となります。永久減毛とは、「一定の脱毛治療を行った後に再発毛する本数が長期間に渡って減少、即ち脱毛治療によって減毛された状態が長期に渡って維持されること」とし、ほとんど自己処理をしないでいい状態になります。現在、医療ではこの「永久減毛」の定義が基本となっており、「永久脱毛」という言葉はふさわしくないという見解です。当院は医療現場として治療を行い、これに従っております。うぶ毛が1本もなく、まったくつるつるの状態にまですることではありません。

医療用レーザーで期待される効果など終了

このページのトップへ